先輩紹介
先輩社員インタビュー
プロフィール
2012年入社 T・Oさん
お客さまと向き合う仕事
証券営業の仕事の第一歩は、お客さま、もしくはお客さまになっていただきたい方に、私自身の事を知ってもらうことだと思います。
お客さまは、これまで自分が苦労して貯めたお金を、信頼できない担当者には決して預けてくれません。信頼できる担当者だからこそ、命の次に大事なお金を預けてくれるのです。
しかし、信頼してもらうためにはお客さまの事をよく解っていることが必要になります。そして、お客さまの事をよく知るための第一歩は、お客さまに私自身の事を知ってもらうことなのです。
ところが、お客さまに私自身の事を知ってもらうためにも、また信頼関係が必要になるのです。普通の人は、興味のない人のことを知りたいとは思いません。お客さまに気に入ってもらえなければ、私自身の事を知ってもらえないからです。
そうなると、お客さまと商品の話をするのは、ある程度、その信頼関係が出来上がってからになるので、かなり時間を要します。場合によっては、その商品だけを気に入ってお客さまになってくれる方もいらっしゃいますが、私はお客さまの事をよく知った上で、お考えにあったご提案をする営業スタイルが好きです。
私は、お客さまときちんと向き合える信頼関係を作ることが、私の仕事だと思っています。
「お客さんに信頼しています」と言ってもらえる仕事
テリトリー先のあるお宅に訪問すると、奥さまに1度目は断られましたが、2度目に訪問すると玄関先で少し話すことができました。
その後、3度目に訪問した時に、「あなた、これ見てわかる?」と、その方が持っている商品の明細を見せてくださいました。
それを見ながらお話を聞くと、「今、取引している証券会社を信じて言われるままに売買を繰り返していたら、ここまで資産が目減りしてしまったのよ。」とのことでした。
私たちの扱う変動商品は、当然値下がりすることもあります。しかし、その商品の明細の中には、どう考えてもその方の投資ニーズに合わない商品がいくつかあるように思えたので、そういう商品の売却をご提案しました。すると、確かにそうかもしれないので、検討してみるとのことでした。
その数日後、その方から電話があり、「あなたのアドバイス通り、あの商品は売りました。」と、教えていただきました。
それを聞いた私はすぐにご自宅へ訪問し、いろいろ詳しい話をおうかがいしました。そのお話を聞きながら、今後の方針について一緒に考えてみました。
新人の私が、一生懸命に勉強しながらご相談する様子を見て、「あなたとも取引してみましょうか。」と、私の初めてのお客さまになっていただけました。
その後、お取引が始まってしばらく経った頃に、その方からポツっと「あなたの事は信頼していますからね。」と言っていただけた時の嬉しさは、今でも忘れられません。
社員1人1人をしっかり見てくれる会社だから
入社する前に、人事の方に言われてドキッとした言葉があります。
それは、「入社してからは極東証券の社員全員が、あなた達に注目しています。」という言葉です。
最初、その言葉はずいぶん大げさだと思っていました。しかし、入社して感じたのは、その言葉は決して大げさでは無いということでした。
本当に先輩社員の方たちは、私たち新入社員1人ひとりを見てくれているし、ほんの些細なことでも困った時には声をかけてくれたり、助けてくれたりします。
当社の従業員数は約250人と、証券会社の中でも少ない方です。
でも、この規模だからこそ出せる団結力というのは、当社ならではの大きな武器ではないでしょうか。
アドバイス
就職活動で大事なのは、やはり説明会などで色々な会社を見る事だと思います。
自分はこの仕事が向いているとか、この仕事がやりたいなどといった先入観を持たずに、まずはフラットな視線で会社を見てみた方が良いと思います。
そして、興味のある会社があったら、ためらわずにその会社の社員の方と直接話す機会を作ってもらいましょう。
実際にその社員の方と話して感じることや思うことは、就活に必ず活きてくるはずです。