極東証券

  1. ホーム>
  2. 商品案内>
  3. 投資信託>
  4. 投資信託ご投資ガイド>
  5. 分散投資の魅力

分散投資の魅力

分散投資の魅力

投信の運用方針の基本は分散投資です。分散投資には大きなメリットがあります。複数の資産に投資することで、リスクを軽減しながら収益を得ることを狙えるのです。

例えば、国内株式と外国債券に投資したとしましょう。この2つの資産は逆の値動きをすることが多く、国内株式が下落するときには外国債券が上昇する傾向があります。つまり、国内株式による値下がり損を外国債券の値上がり益でカバーし、逆に、外国債券の値下がり損を国内株式による利益でカバーすることを狙える組み合わせなのです。

分散投資の魅力

このように、値動きの異なる資産を組み合わせて投資すると、分散投資効果は大きくなります。
投資の心構えとして、「卵を1つのカゴに盛るな」という格言があります。すべての卵が1つのカゴに入っていると、カゴを落としたときに卵は全滅してしまいますが、カゴを分けていれば、割れる卵はその中の一部で済みます。

投資についても同じことが言えます。1つの資産だけに投資すると、その市場が急落した場合に、大きな痛手を被ることになりますが、さまざまな資産に投資していれば、損失は運用資産全体の一部にとどまります。

投信は投資家から集めた資金を多くの資産に投資しているので、投信を購入するということは、分散投資をしているのと同じ効果が得られることになるのです。

投信の収益のイメージ

投信の収益(損失)は、運用の成果によってもたらされるものです。一般に投資対象の資産が値上がりすれば収益を得られますが、値下がりすれば損失を被ります。ただし、多くの投資対象に分散投資しているため、収益、損失ともに1つの資産に投資するよりは緩やかになります。なお、収益(損失)は、基準価額の上昇(下落)または収益分配金として、投資家が投資した口数に応じて配分されます。

プロの運用のノウハウを活用

投信の特徴の1つに、プロのノウハウを利用できることがあげられます。証券投資は高い収益性が見込まれる一方、種々のリスクを伴います。安定して収益をあげようとすれば、さまざまな調査・分析等を行うとともに、投資対象や投資タイミング等をある程度分散する必要があります。

ここ数年、日本国内の資産だけではなく、金利の高い海外の債券や、外国株式への投資ニーズも高まっています。しかし、一般の投資家にとって、多くの投資対象を調査・分析するのは難しいことです。日本国内の上場株式に限っても、3,000銘柄以上があり、海外の資産については、個別の資産だけでなく、その国の経済や政治、信用リスクなど市場を調査する必要もあります。資金的にも、投信のように多くの投資対象に分散投資することや、投資タイミングを分けて投資することは、事実上、不可能といってもよいでしょう。

投信は、プロの力を借りることで、投資対象の調査・分析の時間がない人や、小口の資金を運用したい人、さらには、投資に不慣れな人の資金も運用できるようにしたものです。この仕組みを使って、広く一般に小口の投資家の資金をまとめるとともに、まとめた資金を専門家に運用させることで、リスクをできるだけ避けつつ有価証券投資の妙味を享受できるようにしているのです。


このサイトの主なコンテンツ